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なんとなく進藤…

(改訂:Ver1.01)

 

進藤さつきと付き合い始めて、もう数ヶ月たつ…。
おとなしかったはずの進藤が…。



進藤: 「せんぱ〜い!一緒に帰りましょうよ。」




進藤が走ってきて俺に抱きついた。…首が絞まる…。




主人公: 「進藤…。なんでそんなに元気なんだ…。」




俺はケホケホと咳き込みながら、進藤に聞いてみた。

すると進藤はニコニコ笑いながら




進藤: 「私はいつもこんな感じですよぉ〜。先輩!」




はっきり言って昔とは大違いだ……。昔はもっとおとなしかったのに……。

現在進藤さつきは自分を出しまくっている……。




ん……このポンコツな気配は!?




日和: 「健ちゃ〜ん。一緒に帰ろうよ〜。」




あぁやっぱり日和だ……。




進藤: 「早坂先輩!?先輩と帰るのは私ですよ!私が先に約束したんだから!」




進藤が日和に突っかかっている。




日和: 「進藤さん・・・うえ〜ん。進藤さんがいじめるよぉ〜。」




日和が泣き出した…。この隙に早く帰ろう…。こいつらが絡むとろくなことがない…。

いままでの俺の勘がそう告げていた…。




日和:「うえ…うえ〜ん。」




日和が戦闘モードに入った!?




「早坂先輩・・・私も負けませんよ。」



ゴゴゴ…。

む!?ただならぬ雰囲気……この場から立ち去るのが得策だ!逃げるんだ健二!

むんず…逃げれない…




「先輩、逃げ出すなんて言いませんよね…。」




「うぇえ。健ちゃん逃げるなんてずるいよぉ。」




そうして俺は決闘の場…公園まで連れて行かれた…。

 

「早坂先輩!覚悟はいいですか!」

 

進藤が身構えて日和と向かい合う。

 

「健ちゃんは渡さないよぉ〜。」

 

…日和は相変わらずへっぽこな声を出して向かい合っていた。

 

カシャーン。

「ミサイル!」

進藤が変身してミサイル発射!

 

「!!!」

俺はのけぞった。こいつ俺を殺す気か・・・。

 

「負けないよぉ〜。レーザー!」

日和も変形してレーザーを出した…。

 

「うわ〜。」

おれは情けない声を出して逃げ回った。

頼むから正気に戻ってくれ〜。

 

俺はなんとか進藤たちの攻撃をかわしながら公園の隅の便所の中に駆け込んだ・・・。

 

バコン!

 

便所が壊された…。向かい側にいるには…なぜ恐竜・・・?

ここはジュラシック○―クか!?

そんなことはどうでもいい!食われちまう。

 

「あわわわ…。」

日和が恐竜の上に倒れる・・・。

「ぎゃオー。」

日和は恐竜を瞬殺した・・・。

 

「早坂先輩・・・やりますね。」

進藤は不敵に笑いながら倒れている日和に近づいてきた…。

 

近づいてきた?マズイ!逃げろ…。

俺はすぐさま便所から逃げ出した…。

というかさっきの恐竜はどこから出てきたんだ?

 

「私の恐竜を倒すなんてやるじゃないですか。」

 

お前か!進藤!

 

「にゃう〜ん・・・。私もういやだよぉ〜。」

 

日和必殺「自爆ミサイル」!!!

自爆ミサイル…それは自分の身を犠牲にして相手に超特大のダメージを与えるのだ!

日和は消え去った・・・。

 

そしてそのミサイルは進藤に大命中した。

「きゃぁぁぁぁ!!!」

進藤の変身がとけ地面に叩き落された。

 

「進藤!!」

俺は進藤のそばに駆け寄った。

 

「ううう・・・先輩・・・?」

進藤が血を流して倒れている。

 

「進藤!大丈夫か・・・?」

息も絶え絶えな進藤にむかって聞いた。

 

「先輩・・・大丈夫ですよ。」

進藤はにこりと笑った。

 

 

空の雲行きが怪しくなってきた。

空からに知った顔がのぞいた・・・。ってあれは雪希じゃねぇか!

 

「どうやら進藤さん暗殺は失敗したみたいね・・・。」

 

雪希はそう語ると兄であるはずの健二に向かって

 

「運がよかったね。本当は日和お姉ちゃんに進藤さんがやられて私とくっつくはずだったのに・・・。」

 

「どういうことだ雪希?」

「それはねお兄ちゃん。私を差し置いて進藤さんと付き合うからよ!

 

雪希の大告白であった。

 

「な、なに〜?」

俺はすっとんきょうな声を上げた。雪希が俺を好きだって?

 

やがて雪希の顔が変形していく・・・。

 

「ぐへへ。この子の体はいただいた。この悪魔がもらっていくぞ!」

 

そう宣言した悪魔は進藤のビームの餌食になった。

 

「ぐはぁ!」

 

雪希も消え去った。

進藤の渾身の力を振り絞ったビームであった。

 

「好き勝手いわないでよ!先輩は私のなんだから!」

 

そういうと進藤は気を失った。

俺は進藤を病院に連れて行った。

……

 

 

「どうですか?」

 

病室から出てきた謎の覆面先生に聞くと

「うるさいわね!今終わったばかりよ!」

とだけ言うと去っていった。

 

「何なんだ、あの医師は?」

 

俺が呆気にとられていると大きな物体がのしかかってきた。

 

「先輩〜!」

 

進藤だった。・・・進藤?いま手術終わったばかりじゃなかったっけ・・・。

 

「先輩〜完全復活しましたよ。早く帰りましょ。」

 

進藤にそうせがまれて俺は病院を出た。

謎の覆面先生はそのマスクを取って手をつないで出て行った二人を見ていた。

 

「うまくいくといいんじゃない。健二。」

 

後ろに巨大なたけこぷたーをつけていた彼女はそうつぶやくと又病室に戻っていった。

 

進藤と俺はその後も仲良く暮らしている。

妹の雪希と幼馴染の日和は失ったが、今は進藤が隣にいるだけで十分だ。

おれの幸せは進藤がいることだ。

Produce:

原作:吉川ユイ

脚本:神谷健治

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